アルギニン

アルギニンの効果、摂取量などを分かりやすく解説しています。


1.アルギニンとは?   2.どんな効果があるの?   3.必要な摂取量はどれぐらい?   4.・・・高いの?

1.アルギニンとは?

アルギニンという名前、一度は聞いたことがあるかと思います。
最近になって日本でもよくこの名前を耳にするようになってきました。
以下ウィキペディアのアルギニンの項から引用・・・

アルギニン (arginine) は天然に存在するアミノ酸のひとつ。
5-グアニジノ-2-アミノペンタン酸(5-グアニジノ-2-アミノ吉草酸)のこと。
略号は R あるいは Arg。示性式 (H2NC(=NH)NHCH2CH2CH2CH(COOH)NH2) で表される。
英発音に基づき、アージニンともいう。

アルギニンは荷電極性側鎖アミノ酸である。
塩基性アミノ酸に属する仲間であるため蛋白質を構成するアミノ酸としては最も塩基性が高い物質。
アルギニンは非必須アミノ酸ではあるが、人にとって成長期には摂取が必要で糖原性を持っている。
尿素回路の中間体でもあり、投与することによりアンモニアの生体内解毒を助けることが確認されている。
尿素回路内ではアルギナーゼという成分によってオルニチンと尿素の2つに分解される。
アルギナーゼが欠損sると高アルギニン血症になってしまう事例もある。

またアルギニンは条件付必須アミノ酸の1つで、
外傷、感染、褥瘡などの侵襲下においては、充分な補給が望ましいとされている。
免疫反応の活性化と細胞の増殖を促進し、コラーゲン生成促進などにより、創傷や褥瘡の治癒を促す効果がある。

生成方法としてはクエン酸回路のケトグルタル酸からアルギニンの生合成が主になる。
まずケトグルタル酸からグルタミン酸が合成され、次にそれはN-アセチルグルタメートに変換され、
この物質がN-アセチルグルタメートキナーゼにより、N-アセチルグルタメートリン酸へと変換させる。
さらにここからN-アセチルグルタメートリン酸はオルニチンに変換され、
オルニチントランスカルバミラーゼによりシトルリンに変換された後、最終的にアルギニンとなる。

まぁ、専門用語が多すぎて正直さっぱりピンとこないかと思いますが、
ざっくり言うとアルギニンはアミノ酸のひとつで肉体の生成になくてはならないものってことです。
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促すため、以下のような効果が期待できます。

 ・体の成長
 ・疲労の回復
 ・精力増強

また全身の細胞を活性化させることにつながるので、美肌や発毛などにおいても効果的と考えられます。
アミノ酸の中でも私たちにとって特に重要なものといえるでしょう。